平成１６年度前期 愛媛大学職員研修プログラム

平成16年5月12日(水) 〜 平成16年7月14日（水）

	講師は英語教育センターの折本素先生です。先生からは「英語っておもしろいね。さぁ、気楽に使ってみようよ。」という熱〜いメッセージがいつも伝わってきます。 今回の受講生は合計１７名。業務で参加できない方もいましたが、アットホームな雰囲気で毎回楽しい授業となりました。
	一番基本となるのは、NHKラジオ講座「レッツスピーク」の音読です。 　１、自宅でラジオを聞いて、練習してくる 　２、授業中にテープに合わせて音読 　３、ペアになって音読 でも、ただ読むだけじゃないんです！ 出来るだけ速く読むタイムトライアル、出来るだけ感情を込めて読むドラマスタイルなど、定価３５０円のテキストをフル活用して使っています。
	文法や大事な表現など、普段の英会話に必要な知識について、折本先生がわかりやすく説明を付け加えてくれます。 文法なんてつまらない？いえいえ、受講生のみなさんのこの笑顔を見てください！ わかりにくいところは日本語できちんと説明を受ける。日本的な発想と英語の違いを教えてもらう。 こんなとき、日本人の先生のよさを実感します。
	今やっている作業はディクテーション（書き取り）。みなさん、必死にやっていますね。まるで受験生のよう！？こんな緊張感も、ちょっと新鮮ですね。 今日は二種類の方法でディクテーションにチャレンジしました。 １、音を聞いて、その文章を書き取る ２、自分で一度読んでから、その文章を書く ディクテーションはリスニング、ライティング、リテイン（一時的な記憶）といったいくつもの能力を力を同時に高めることのできる効果的なトレーニング法です。
	今回の研修の一番の目玉は「Drama（劇）」！ みなさん、すっかりはまってしまったそうです。 色々な方法で繰り返し練習した文章はもうすっかり頭の中に入っています。 立って、動いて、大げさなジェスチャーを入れて！ 声のトーン、笑い声、さらには叫び声まで、見事に再現していきます。気分はすっかり役者さん？
	Free conversationもたくさん楽しみました。 テーマは自由！趣味、映画、そして日常生活の他愛もないこと...　自分の興味のあることって、英語でもどんどん話したくなるものですね。 テキストで覚えた表現もたくさん使って、会話の幅が驚くほど広がりました。